体が悪くなる仕組み

コップに水が溜まるように・・・

大成堂代表と大成堂高崎院院長

大成堂中医針灸院 代表の藤田勇です。

 

あなたの体が悪くなったのは、その今抱えている苦痛が初めて出てきた時ではありません。

交通事故や突然の怪我でもない限り、急に悪くなったわけではありません。

その前から、水面下では徐々に体に問題が蓄積していたのです

 

コップの中に水が少しずつ溜まっていくように

ストレスや疲労、睡眠不足、姿勢の問題、食習慣、心の在り方、性格、悩み、天候の変化・・・

自然界の問題から、あなたの生活習慣まで、いろいろなことが、体というコップの中にダメージとして蓄積してきていたのです。

 

なんで悪くなった?

コップに水

そして、水がいっぱいいっぱいになって溢れ出たタイミングが、まさにあなたの抱えている苦痛が出た時になります。

今までのあなたの生活習慣や、考え方のクセなどが、あなたの体に負担をかけてきて、「もう限界!」とあなたの体が悲鳴をあげて教えてくれているのが、その苦痛です。

 

・いつも悪い姿勢、猫背でいたら、首の後ろが詰まってきて、自律神経の問題につながりますし、脳や耳への血流に悪影響がでてめまい・耳鳴り・突発性難聴になったり、不眠やうつになったりもします。

・いつも心にストレスを抱えていたら、体が緊張し続けて、いろいろな場所に痛みを抱えることになりますし、ストレスから肝の疲労(五臓ページへ)になって、眼瞼痙攣になる人もいれば、生理痛や子宮内膜症になる人もいたりします。

・悩んだり、なんでも気にしすぎてしまう人、完璧主義な人は、その心労が心の疲労を引き起こし、不眠やパニック障害、不安神経症などにつながっていきます。

 

このように、あなたの今までの歴史が今の症状に辿り着く原因であるのがほとんどなのです。

 

あなたの苦痛・症状、実は・・・

被害者

でも、多くの人が今抱えている苦痛・症状に対して、意識しているいないにかかわらず被害者の立場をとってしまっています。

 

「ああ、はやくこの○○(苦痛・症状)がなくなってくれたら・・・」

「どうして私だけ・・・」

 

症状は、あなたの今までの歴史を気づかせる使命を持っていますので、あなたがそこに気づかずに被害者の立場をとっていたら、「ああ、まだわかっていないな」と素直に消えてくれません。

逆に、今までのあなたの歩んできた歴史を振り返り、気づいたら、「ああ、もう私は必要ないな」となって素直に消えていってくれます。

 

なんとも子供騙しのように感じる人もいるかもしれません。

でも、これって真理なのです。

 

顔の痙攣が止まったご婦人

顔面痙攣

顔面の痙攣で悩んでいたご婦人がいました。
施術をして良くなってはいましたが、それでもまだまだ満足できる状態にはなっていませんでした。

 

その方のご主人が強い物言いをする方で、強く何かを言われると言い返せなくて、その時に顔の痙攣が強く出ていました。

施術をしている時、その方に心と体の関係などのいろいろとお伝えしていたのですが、いつの間にかご主人に言い返せるようになって、なんでもずけずけ言えて立場が逆転してしまいました。

そしてその時には顔面痙攣もほとんど治ってしまいました。

 

痙攣が、そのご婦人の抑圧された心から体にダメージが蓄積していることを教えてくれて、そこに対して本人が気づき、変わることができた結果でした。

 

あなたはいつまで被害者の立場でいますか?

それとも、体からの声に耳を傾けて変わろうとしますか?